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2018年11月の2件の投稿

2018年11月27日 (火)

LINEが銀行業へ参入するとの記事です~

LINEがみずほFGと共同で2020年開業を目指して銀行を設立するそうです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00000611-san-bus_all

因みに、みずほFGの公表は下記になります~https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20181127release_jp.pdf

実店舗を持たないインターネット銀行をベースに、融資・預金・決済の金融業務をスマートフォン上で完結できる「スマホ銀行」サービスを提供するとのことです。
既に、月間で7800万人のユーザーがサービスを利用するLINEの顧客基盤を考えれば、共同出資する「みずほFG」にとっては魅力的と映っているのでしょう。

LINEの出澤社長は、具体的なサービス内容は未定としながらも、「今の金融サービスは、10~20年前に考えられた設計を何とかスマホ対応しているような状況だが、5年後の当たり前が何かを考え、新しい金融サービスを作っていきたい」と言っています。

一方、みずほFGの担当者は「メガバンクとしては、苦手にしている若いデジタルネイティブの世代との接点を持つことが目的」としていますが、表に立つというよりは、「金融ビジネスを展開していく中での決済とセットで付いてくる与信サービス、また、マネロン・テロ対策への支援」等裏方で必要となる要素を提供する~と言っています。

確かに、5年~10年後の世界を考えれば、現在の金融業界の考え方では限界があるようにも思います。技術面も含め「新たな環境」で生き残りをかけるには、新しいノウハウを取り込むことも必要でしょう。監督官庁である金融庁も、今年度の指導方針では、「デジタライゼーションへの対応」を前面に出しています。
LINE側がどのような将来戦略を考え、みずほFG側がどのようにサポートするのか、更には主体的に動くのか、その姿を明確に確立することがポイントと思います。
金融業の新たな将来モデルをどのように描くかがポイントなのでしょうが、根底は「企業経営体としての独自ビジネスモデル」を主体的に確立できるか否か・・・が重要と思います。

2018年11月16日 (金)

地域金融機関の経営、まだまだ厳しいようです…

9月末の中間決算が続々と発表されていますが、地域銀行は依然として厳しい状態が続いているようです。上場地銀の7割が減収とのことですが、その他非上場の地銀や信用金庫等も同様の状況と思われます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181115-00000121-kyodonews-bus_all

金融庁が公表した3月末決算に基づく金融レポートの中でも、連続して本業の収益が赤字となっている地域銀行が5割近くを占めているとのことですが、今年度上期も改善の兆しは見えてないということなのでしょう。
従来型のビジネスモデルによる経営から脱却できていないためなのか、その要因は各銀行によって異なるのでしょうが、やはり、日本銀行による金利政策による弊害が一因とも考えられるような気もします。

今年度の金融行政では、安定した収益と将来にわたる健全性を確保しつつ、金融仲介機能を十分に発揮することを求めています。
具体的には、銀行が独自の持続可能なビジネスモデルを構築し、地域企業の生産性や地域経済の発展に貢献するような経営を、経営陣が先頭に立って取り組むことが必要であると指摘しています。

理想は分かるのですが、バブル崩壊後20数年、箸の上げ下げまで指導するような監督行政に慣れ親しんできた銀行界にとって、これからは自主的な判断に基づき独自の経営モデルを構築しろと言われても、何をしたらよいのか・・・と明確な方向性を示すことができない銀行も多いようにも思います。
経営統合も生き残り戦略の一つと考えられますが、明確な将来像が無いままに経営統合を優先し、その後の方針は一緒になってから考えましょう・・・では、効果を出すまでに余計な時間を使うだけのような気もします。

更に、金融庁も注視している「デジタライゼーションの加速的な進展への対応」にもあるように、技術環境や競合環境の変化も加味しなければならない点を考えれば、地域金融機関の経営が改善するまでにはもう少し時間を要するような気もします。

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