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2018年9月の2件の投稿

2018年9月20日 (木)

地域金融機関の改革、待ったなしでしょうか・・・

地銀の半数以上が本業で赤字になっているとの記事です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00000016-asahi-bus_all

毎年公表されている「金融レポート」と「平成30事務年度金融行政方針」ですが、昨年同様10月頃に発表になるかと思いきや9月中の公表になるとのことです。
昨年の金融レポートでも地域金融機関の収益性は悪化していると指摘していましたが、記事を見る限り今年度は更に厳しさを増しているようです。

同時に、融資業務関連における相次ぐ不祥事も表面化しており、ガバナンス態勢やコンプライアンス態勢への経営層の取組状況についてもチェックを厳しくするとも言われています。金融機関経営層としては経営の根本的な見直しに着手しなければならない状況になる雰囲気です。

諸般の事情から、カードローンや不動産関連融資という比較的収益性が見込めたファイナンス事業への取組は慎重にならざるを得ない状況下、新たな収益事業を確立するのは非常に厳しい環境とは思います。
ある意味、ミドルリスク分野を独自開拓するという方向で検討することも必要ではないかと思います。
例えば、少子高齢化社会における、高齢者をターゲットとした住宅資産の利活用も加味した資金提供方法、中小企業向けの適正な運転資金とし捉える当座貸越形式(返済は任意)の資金提供方法等々、まだまだ検討する余地はあると思います。
更に、金融機関として全ての既存業務を満遍なく行う必要も無いはずですし、集中と選択という観点から、事業モデルそのものを再構築することも選択肢の一つになるはずですが、一歩踏み出す勇気を持って大胆な動きをする金融機関が少ないように思います。

経営トップが自ら「真の意味」で陣頭指揮を執る地域機関が多数現れることを期待したいのですが・・・難しいのでしょうか。

2018年9月 1日 (土)

キャッシュレス決済端末を貸与するそうです…

りそな銀行がキャッシュレス決済全てに対応できる端末を無償で貸与するそうです。

http://news.livedoor.com/article/detail/15234338/

2020年の東京オリンピックをひかえ、キャッシュレス決済の環境整備を進めるべく国策として、様々な動きがあるようですが、今回の仕組みは、決済端末はクレジットカードからスイカ等の電子マネ、QRコード決済まで1台で対応でき、システムもりそな銀行が用意、「アクワイアリング」業務そのものをりそな銀行が行うもののようです。

スマフォアプリを活用したQRコード決済等もそうですが、基本的には加盟店契約における資金の精算業務はカード会社や決済代行会社が行うケースが多く、今回のように銀行本体が行うのは初めてでしょう。
来年にはQRコード決済の「りそなPay」を開始するとのことですから、利用できる環境を拡大するには「端末貸与」は利にかなった対応と思います。

当然、お金の流れの本質まで情報として収集することも可能となることから、売上げを前提とした短期ファイナンスへの適用等、手数料の料率を引き下げたとしても、補完するビジネスは検討可能と思います。
利用できる端末も然りですが、「アクワイアリング」業務のモデルを確立することで、銀行が遅れをとっていた新たな決済関連分野での新サービスを開発することも可能になるのではないでしょうかね。

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