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2018年3月 2日 (金)

スマホQRコード決済の検討が進んでいるようですが…

3大メガバンクが決済用のQRコードの統一規格を策定することで連携するとの記事です。
2月28日日経:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27458260X20C18A2EA2000/
スマホ決済に関して、連携して支払時に使う際の規格を統一し、2019年度の実用化を目指すようで、各行がそれぞれ開発するデジタル通貨などを使えるようにすることも考えているとのことです。

一方、ジェーシービー(JCB)もQRコード決済の統一規格を開発すると公表してます。
2月21日日経:https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27147700Q8A220C1EE9000/
クレジットカードで決済する際に用いる支払い処理や不正使用防止のノウハウを活用し、2018年中にもサービスを開始するようです。

大手銀行グループとカード会社は親密な関係にあると思うのですが、何故、協同で検討しないのでしょうかね。
どちらも決済の際に利用することを前提としているはずで、且つ、クレジットカード会社が提供するデビットカードは、銀行の口座と連携しており、システム的な連携はできているはずで、協同で検討した方がコスト面や開発期間、更には利用できる窓口の確保等相当優位になると思います。
三菱UFJはDCカード、SMBCは住友クレジット、みずほはUCカードとの関係が強いので、JCBとは一線を画すということなのでしょうかね。JCBは旧三和銀行系ですから、三菱UFJとも近いとは思うのですが・・・

サービス化の目的としては、サービスを利用する店舗から得られるであろう手数料を期待している点もあると思いますが、クレジットカードの加盟店手数料が低位に収斂してきたことを考えると、サービス提供企業どうしの競争によりあまり期待できないようにも思います。

銀行としては、普及し始めた個人取引における様々な決済機能を自行の口座と連携・集約させることで、中長期的に取引を維持拡大させることが最終目的のような気もします。
単に利便性を提供するだけでは、投資対効果を見極めることが難しいはずですので、自行の円預金口座や独自仮想通貨、ポイント等とのサービス連携、更には、投資やファイナンス商品との連携等、個人のライフサイクルで発生するであろう様々な場面で提供するサービス機能と「決済という行動情報」を関連付けることで、効率的・効果的に取引を持続拡大するための手段として活用することが重要ではないでしょうか。

また、クレジットカードの加盟店取引情報を活用することでファイナンスサービスへの展開も想定できるのですが、これまで、普及してこなかったことを考えると、決済サービスを利用する店舗等への資金ファイナンスの審査に決済情報を活用するという点も、検討要素にはなっていないようにも思いますが、実際はどうなのかな。

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