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2017年3月25日 (土)

金融機関のカードローン戦略に関する記事ですが…

銀行が扱うカードローンについて、運用上問題があるのではないかと懸念する声も出ているようですが、今に始まったものではないでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170325-00051295-gendaibiz-bus_all&p=2

以前から言われていることですが、金融機関は、企業向け融資が伸びない中、日銀のマイナス金利政策により利益が出ないことから、個人向けローンへ注力する傾向があるようです。
アパートローンの問題もしかりですが、カードローンの取り組みも同様のような気がします。

先月のブログで、アパートローンの問題点でも説明しましたが、金融機関の審査姿勢に課題もあるかと思います。
特に、現在金融機関が扱うカードローンの大半は、メガバンクの配下になっている消費者金融会社等のノンバンクの保証がついたものばかりです。
極端な例ですが、金融機関のインタネット上のHP画面から申し込みできるようになっているのですが、保証するノンバンクの申し込み画面に遷移するものまであります。つまり、金融機関が審査をしているのではなく、保証するノンバンクが審査し、承認すれば良いというものです。ですから、金融機関とは全く取引がなくても申し込みができます・・・となっているのでしょう。

同じような審査の例は、カードローンだけではないような気もします。
住宅ローンについては、自行の保証会社や全国保証等の外部保証機関が保証してくれれば取り上げるというスタンスで取り組んでいるのが大半です。
また、中小小規模の事業会社に対する融資に関しても、保証協会の保証があれば融資するというスタンスで、保証協会の審査を通すためのテクニックを重視する傾向もあるようです。

金融機関には、儲けたいがリスクを取るのはダメという経営スタンスが浸透しているせいなのか、融資運営そのもの=審査の考え方を見直さない限り、この流れは変わらないのではないでしょうか。

金融庁は、監督方針で『適正な業務運営』を行う=顧客の実情を正しく評価し、工夫しながら業務を展開するように指導していると言っているようですが、その真意は本当に伝わっているのでしょうかね。
最近の動向を見る限り、取引する顧客のためになることを第一義に考え、独自の判断でリスクを取り業務を展開している金融機関が少ないのではないかと感じるのは自分だけでしょうかね?

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