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2017年1月 5日 (木)

新年早々に地銀の経営統合のニュースですが・・・

記事の内容を見る限り、未だ正式決定には至っていないのでしょうが、どこからリークされたのか・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000118-mai-bus_all

地域金融機関の28年度中間決算の内容を見る限り、経営内容が厳しいのは事実であり、過去から蓄積してきた資産を如何にして維持し、且つ、既存の経営資源を如何にして効果的に活用して収益を生む経営構造に改革するのか考えるのは当然であり、規模を拡大するという選択肢はあるのでしょう。

しかし、中長期的な観点から考えれば、単に規模を拡大するだけでは問題の解決にはならないのではないでしょうか。
今後の環境変化を加味した上で「金融業」のあるべき姿を再度見直し、新たな事業活動を如何にして構築すべきか考えることが優先ではないのか。。。とも思うのですが、この一年の間に公表された経営統合の内容を見る限り、根本的な解決策を提示している事例は無いと感じるのは自分だけでしょうか。

一方で、Fintechという目新しいキーワードにより、新たな技術基盤や他業態との連携を加味した新たなサービスを活用することで次のステージを目指そうと考えているのでしょうが、本当に具体性のあるモデルを確立できるのか・・・というよりは、現状は複数の金融機関が集まって「研究開発」する段階を超えていないような気もします。

では、具体的な解決策はあるのか・・・となると、明確な解を示すことは難しいのですが、改めて、まずは「サービスを利用する顧客目線」で考えることが必要なのではないでしょうかね。
経営学の世界では、よく「プロダクトアウト」から「マーケットイン」への発想の転換が必要と言われていますが、「マーケットイン」の真の意味をもう一度考えることが重要ではないかと思います。

想定される広義の「金融サービス」の中で、本当に求められるサービスとは何なのか・・・を選択し、それを実現するための方法論を考えることが求められているのではないかと思います。
その一つの選択肢として「地域内・地域外の金融機関が統合する」ということはあり得るのでしょが、実際は、バブル崩壊後に金融機関の淘汰が進んだ時と同じで、「まずはお上に姿勢を示し、後は、ゆっくり時間をかけて考えればいい」という風潮が変わっていないような気もします。

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