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2016年8月の1件の投稿

2016年8月31日 (水)

Fintech関連のサービス情報ですが・・・

最近、金融とIT技術の融合を前提とした「Fintech」に関連する情報が多くなっていますが、Googleが提供する決済サービスを日本のメガバンクが提供するとの記事です。

http://mainichi.jp/articles/20160831/k00/00e/020/171000c

電子決済サービス「Android Pay」」を、「三菱東京UFJ銀行」が発行しているデビットカードに対応させ、年内にはグループ会社である「三菱UFJニコス」が発行するクレジットカードでも使えるようにするとのことで、他の国内大手電子マネーサービス提供会社との連携も視野に入れているそうです。

ただ、内容を見る限り、スマートフォーンを決済デバイスとして適用するだけではないか・・・と思うのは自分だけでしょうかね。
最終的な決済処理は、登録している預金口座による支払い、クレジットカードによる支払い、と従来のシステム基盤と連携しているだけのような気がします。

同時に、決済に利用できるサービス提供機関=実際の店舗やネット媒体をどれだけ普及できるか、が利用を促進する要素であるのは、クレジットカードを普及させた時代=加盟店開拓、とあまり変わりないのではないでしょうかね…

ブロックチェーンによる新たな決済方法や送金方法に関するサービスも公開されていますが、今回の「Android Pay」」は、従来型の機能との連携のようで、その仕組みを比較すると、現在普及している利用媒体=スマフォに対して活用範囲を拡大し、利便性を高めているという内容であり、先進的な内容とは異なるのではないでしょうかね・・・

また、今回のサービスをビジネス化した場合の収益モデルも、あくまでも、サービス基盤に広告を掲載し利用を促進する=広告収入をベースにしています。
これまで公表されているFintechに関連した決済サービスの課題は、如何にして収益モデルを確立するか・・・という点ですが、広告収入だけではこれまでの「スマフォアプリ」の提供モデルと変わりないような気もします。

利用者側としてみれば、利用できる場面が拡大すればするほど利便性が向上しますので「ウェルカム」なのでしょうが、サービスを提供する企業側としては、如何にして収益モデルを体系化できるのか、そこが課題ではないでしょうか。
米国のFintech関連企業にしても、スタートアップ事業として資金調達する道筋はできていますが、実際に成功している事業は数えるほど。。。という現況をしっかり見極める必要があるのではないでしょうか。

メガバンクである三菱東京UFJ銀行は、独自の「仮想通貨」の構築を検討している・・・とも言われていますが、今回の提携にはどのような思惑があるのか、注視したいものです!

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